【初心者向け】WordPress をインストールする手順|自動・手動の 2 つの方法と注意点

WordPress

WordPress は多くのブログや企業サイトで利用されている CMS(コンテンツ管理システム)です。
レンタルサーバーと独自ドメインの準備ができたら、いよいよ WordPress をインストールしてサイトを構築していきます。

インストールには 「自動(クイック)インストール」 と 「手動インストール」 の 2 種類があります。

それぞれの手順と実務的な注意点をまとめました。レンタルサーバーを借りて、Wordpress をインストールする方法です。

インストール前に準備するもの

WordPress をセットアップするには、事前に次の情報が必要です。

  • データベース名
  • データベースユーザー名
  • データベースパスワード
  • データベースホスト名(例:localhost / mysqlxx.xserver.jp など)

サーバーによってホスト名が異なるため、管理画面で必ず確認してメモしておきます。
特に “ホスト名= localhost” ではないサーバーも多いため注意してください。

データベース(DB)を作成する

WordPress は記事・設定・ユーザー情報をデータベースに保存します。
そのため最初に DB を作成する必要があります。

手順(一般的なレンタルサーバー)

  1. サーバーの管理画面にログイン
  2. 「データベース作成」メニューを開く
  3. データベース名を入力
  4. ユーザー名とパスワードを設定
  5. 設定情報をメモする(インストール時に使用)

DB 名は分かりやすいものに

複数サイトを運用する場合、用途が分かる名前(例:wp_blog_2025)にしておくと後で混乱しません。

文字コードは「utf8mb4」を選ぶ

WordPress 6.x の標準です。

WordPress のインストール方法は 2 種類

WordPress をインストールする方法は以下の 2 通りです。

  • クイックインストール(自動)
  • 手動インストール(FTP)

どちらも最終的に同じ WordPress が使えますが、特徴が異なります。

クイックインストール(自動インストール)

多くのレンタルサーバーには、WordPress を数クリックでセットアップできる機能があります。

初心者で最も失敗しにくい方法です。

特徴

  • ブラウザだけで完結
  • データベース作成も自動のことが多い
  • 転送ミスが起きない

手順(一般例)

  1. サーバー管理画面を開く
  2. 「WordPress 簡単インストール」を選択
  3. サイトタイトル・ユーザー名・パスワードを入力
  4. インストールボタンを押す
  5. 自動的にファイル配置・設定が実行される

注意点

  • サーバー側で用意されている WordPress バージョンが古いことがある
    → インストール後に必ず最新版へ更新してください

手動インストール(実務者向け)

手動インストールは、制作会社・フリーランスの実務で必須の方法です。
古いサーバー、カスタム構築、マルチサイト、テスト環境など、柔軟に対応できます。

手順

  1. WordPress.org から最新版をダウンロード
    ZIP ファイルを解凍しておきます。
  2. FTP ソフトでサーバーへアップロード
  • public_html / ドキュメントルート またはインストールしたいディレクトリにアップする
  • ファイル数が多いので途中エラーに注意が必要です
  1. インストール画面にアクセス
  2. データベース情報を入力
  • DB 名
  • DB ユーザー名
  • パスワード
  • ホスト名(サーバーにより異なる)
  1. 管理ユーザーを設定
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス

ここまででインストールは完了です。

起こりそうなミス

  • データベースの情報が間違っている
  • アップロード漏れ(特に /wp-admin/ 内のファイル)

管理ユーザー設定の注意点

ユーザー名は「admin」にしない

admin、administrator、root などは攻撃されやすいユーザー名です。
推測されにくいユーザー名にしましょう。

パスワードは長め・複雑に

WordPress側で発行されるパスワードか、パスワード生成ツールを使用して複雑にしたパスが推奨です。

間違ったユーザー名を後で変更したい場合

WordPress は管理画面からユーザー名を変更できません。

変更したい場合は以下の方法が簡単です。

  1. 新しい管理者ユーザーを作成
  2. 古いアカウントを削除
  3. 投稿を新アカウントに引き継ぐ

インストール後に必ずやる設定(最低限)

インストールしただけでは、まだ使いやすい状態ではありません。
セキュリティや SEO の観点から、次の設定を必ず行います。

① パーマリンク設定を変更

初期設定は数字の URL になっているため、必ず変更します。
ちゃんと運用できれば「%postname%」が理想ですが、コーポレートサイトなどの場合は「%post_id%」にすることも多いです。

② サイトタイトル・キャッチフレーズの編集

検索結果に表示されるため重要です。
キャッチフレーズは正直なところあまり使いません。

③ HTTPS の確認

SSL を設定している場合、「一般設定」の URL が https になっているか確認。

④ デフォルトの投稿・ページを削除

  • Hello world!
  • サンプルページ

内容だけ変更だけ使用してもいいですが、その場合は「ディスカッション」が有効になっていてコメントできてしまうので注意が必要です。

⑤ ログイン URL を変更(必須)

攻撃対策として

  • SiteGuard
  • All-In-One Security (AIOS)
  • WPS Hide Login

などを導入して /wp-login.php を隠す運用が一般的です。

まとめ

WordPress のインストールは、自動インストール でも 手動インストール でも簡単に完了します。
ただし、インストール前の事前準備と、インストール後の初期設定はとても重要です。

  • データベースを正しく作成する
  • 自動・手動どちらでも手順を理解する
  • ユーザー名・パスワードの管理を徹底する
  • インストール後の設定(パーマリンク・SSL 確認)を忘れない

WordPress は世界で最も普及している CMS ですが、
適切な設定と最低限のセキュリティ対策を行えば、安定して運用できます。

この記事の執筆・検証

シゴトノコバコ編集部

Web制作10年以上。コーポレートサイト、大手企業LPなど構築をメインに実務経験あり。デザイン/印刷の実務経験も多少あり